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 今回、「魔法世界の地形が火星と同じである」と明かされました。
 以前より、魔法世界が火星である説が囁かれていました。
 その根拠としては……
 1、魔法世界の地図は、火星の地形を上下逆にしたものである。
 2、火星の衛星と思われるものが、空に浮かんでいる。
 と、いうものです。
 今回は根拠1を補填する情報が提示されたわけです。
 真実は、次の情報を待つしかないわけですが、それでは芸がないので
 今までに出された情報を元に、考察をして、妄想を語ってみようと思います。
 さて火星というと、ある人物が思い出されます。
 そう、未来から来た火星人と主張していた、元クラスメイトの超 鈴音です。
 彼女の言葉に嘘がないと仮定して、事実をあげてみると……
※135話より
 もし、魔法世界=火星だとした場合、【100年後に人が住める星になる】という言葉の意味は、
 「100年後に魔法世界がある」
 ではなく
 「100年後に、旧世界の人間が住める星になる」
 の意味だと考えられます。
 134話目で、刹那が超の腕を獲ったとき、「この時代の使い手は最新式の軍用強化服を軽く凌駕する」と発言しています。
 すると、【超は、未来からやってきたネギの子孫】が真実の場合、現世より優れた科学技術を、未来の魔法世界が有していることになります。
 すなわち、魔法文明の火星世界において、科学の技術革新が起こったということになってしまうのです。
 現状、魔法世界において、その雰囲気は見られません。
 現代科学を越える技術が、急に発達するのは考えにくいので、「100年後に魔法世界がある」より「100年後に、旧世界の人間が住める星になる」の方が、自然なのです。
※137話
 エヴァが超の動機について語ったときに、
「丁度あっち側の「まほーの国」では、こっち側との交流を断とうとする孤立主義が台頭しているご時世だしな」
 というセリフがあります。
 超が魔法暴露をすれば、魔法世界のことが、旧世界たる現実世界にバレてしまい、ファーストコンタクトが行われたであろうことは、容易に想像がつきます。
 逆説的に考えれば、超の魔法暴露が成功していなければ、孤立主義がそのまま勢力を増し、魔法世界が鎖国に入ったとも想像できます。
※151話
 魔法世界と現実世界が接触した場合、政治的・軍事的に致命的な事態が起こることは、残念ながら当然のように想定できます。
 これが起こりえないという考えは、むしろ不自然です。
 これも逆説的に考えれば、
 超の介入無く歴史が進んでいた場合、
 100年後に火星に進出した旧世界の人間が、鎖国制度を取っている魔法世界と接触し、政治的・軍事的に大きな致命的なトラブルを起こした。
 のではないでしょうか?
 つまり、
 遠い未来において、孤立政策をとっていた火星に、地球人類が自力で辿り着きアプローチをかけた。
→そこで、不幸な出来事や文化のすれ違いなどが生じ、両世界は紛争状態に陥った。
 
 と、考えるならば……
 
 旧世界は魔法世界を侵略し、その多くを呑み込んでいたのではないでしょうか?
 その証拠としてあげる情報としては、
 麻帆良祭にて繰り出した 超が着ていた軍用強化服など、魔法ではなく科学を用いていた面が強いところにあります。
 特に多脚戦車には、【UN Mars Force】、訳すと『国連火星軍』と記されているのです。
 少なくとも、火星は地球の軍隊が常駐しているという事になります。
 これらの情報を考慮すると、
 どう楽観的に考えても、異文化交流がうまくいったとは思えません。
 つまり、超の言う「ありふれた悲劇」とは
 旧世界の移民が多く住み、魔法世界でテロなどが頻繁に起こるような、政治的に不安定で争いの絶えない
 笑顔の少ない世界が訪れていることを、指し示しているのではないでしょうか?
 ※162話
 超は、魔法バレが成功せずとも、「私の目的は既に達せられた」と言い切っています。
 つまり、なにがしかの変革は行われたということです。
 今回の超の争乱で一番大きな変革と言えば、
 ネギが強くなり魔法世界へ興味を示した。 もしくはネギに覚悟を決めさせたことでしょう。
 「僕は、僕自身の日常のために悪を行う」
 もしかすると超は、ネギが勝つことでも、未来を替えられる可能性があると考えていたのではないでしょうか?
 現に、今のネギの道筋は魔法世界に係わり、世界の消滅という大きなうねりの中に飛び込むこととなりました。
 超の性格を考えれば、事を起こした時点で負けはないと踏んでいたのではないでしょうか?
 火星=魔法世界だった場合、どんな変化が起こるのかは、超のみが知るのでしょうね。
 さて、まとまりのない大きな仮説となったのですが、
 さらに魔法世界について、後編で考察・妄想を拡げてみたいと思います。
	
